プラーブック (ปลาบึก)

パンガシウス科(Pangasiidae)

南アジアのパキスタンから東南アジアのボルネオまでの一帯の、汽水ないし淡水域に生息する。 この科は30強の種を含み、メコンオオナマズ(Pangasianodon gigas)も同科である。

パンガシウスに関する懸念は、高濃度の水銀である。 世界保健機関(WHO)を含めいくつかの報告によると、最終捕食者が最も汚染されることになるが、パンガシウスは水銀等の高濃度の金属を蓄積する傾向がある。 なんか、養殖サーモンと同じ危険性が有るみたいですね。

プラーブック (ปลาบึก)

IUCN絶滅危惧IA類。 ワシントン条約(CITES)付属書I類。

bùk(บึก)とはラオス方言ででかいとか大きいという意味。 全長は通常2m程度で稀に3m、体重300kgにもなる世界最大の草食淡水魚の1つとして数えられる。 回遊性とされてタイとラオスの国境で繁殖すると言われているが詳しい生態は謎につつまれている。 食性は植物食だが詳しくは不明。 天然物はサイヤブリダムの運用により絶滅確定かな?

タイでは養殖も盛んで普通に市場で売っているが、天然物と比べ身質が違う。

2001年にタイの水産局は人工授精による養殖を始めました。 稚魚をメコン川に放流しましたが食性、繁殖行動等うまくいかなかった様ですが貯水池では持続的に繁殖できるようになりました。 通常、人工授精で生まれたメコンオオナマズは寿命が短く 生き残った稚魚は年間約10Kg増加しますが、野生で生まれた稚魚は年間約20Kg増加し、6年で最大200Kg増加する可能性があります。

แม่น้ำโขง(コーン河)だけに棲む無鱗魚で、淡水魚では世界最大級{bùk}はラオス方言で「でかい」の意味。
  かって捕獲された最大のものは体長3m、重量250Kgあった。 体色は灰色、口髭は一対で草食性。

この魚を捕まえる時にはコーン河に酒や織物・金のネックレスなどをお供えする儀式がありますが、チエンコン側では捕獲が少なくなってきたのでラオス側から買ってくることも有るそうです。
  絶滅の危機に瀕していますが、この魚を食べると「長寿になる」とか「生涯幸運に恵まれる」とも言われるので、肉の殆どは高値で買い取られバンコクの中華料理店に並びますが、チエンコン・チエンライ・チエンマイの専門店で食べることが出来ます。 また、最近では養殖物が普通に市場で売られています。 まあ、なんか味が養殖の味ですが.....

第14回 フードフェスティバル
第14回 フードフェスティバル(2001年12月)

生態は不明な点が多いのですが、近年養殖され始め大手のスーパー等では体長1mに満たない小型のものが販売されている事もあります。
  養殖ものは黄色い脂肪が多く、同じ魚とは思えない味です。

WaanPrra
プラーブックの湯がき
WaanPrra
プラーブックの切身

界
動物界 Animalia
門
脊索動物門 Chordata
亜門
脊椎動物亜門 Vertebrata
綱
条鰭綱 Actinopterygii
目
ナマズ目 Siluriformes
上科
ギギ上科 Bagroidea
科
パンガシウス科 Pangasiidae
属
パンガシアノドン属 Pangasianodon
種
メコンオオナマズ P. gigas

ปลาบึก
チエンコンの川沿い(1993年5月6日)
ปลาบึก
チエンコンの川沿い(1993年5月6日)
市場で売っている養殖プラーブック(2012年2月)

参照


まあ、どうでもいいことだけど一言。
แม่น้ำโขงを、本によっては「メーコン河」とか書いてあるものもありますが、それは間違いです。
แม่น้ำ(メーナーム)=แม่(メー)とは川の意味でこの場合は「コーン河」が正しい。
中国云南に発して瀾滄江となり、タイとラオスの国境を成しカンボジア、ベトナムを経て南シナ海に注ぐ、全長4,490km。

作成者 : webmaster
カテゴリー : タイ ≫ 魚類 ≫ 淡水魚
タグ : タイ,淡水魚,鯰,パンガシウス科,Pangasiidae,プラーブック,ナマズ,孔明魚ปลาบึก
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