タイ王国 蚊と感染症
蚊の媒介する感染症
1.マラリアについて
●マラリア(Malaria)とは
マラリア原虫を保有している「ハマダラ蚊」に刺されて感染する病気の総称。
マラリア原虫の種類に因って「三日熱」「四日熱」「熱帯熱」「卵型」の四種類に分類される。
●病状
発熱発作、貧血、脾臓の腫れ(脾腫)の三つが主症状ですが、経過は原虫の種類に因って異なります。
発熱発作はおもに夕方、急激に40度ぐらいの発熱と嘔吐・下痢をともなって起こりますが、4~5時間後には発汗とともに下熱します。 この発熱発作は、四日熱では72時間毎、他の三種類では48時間毎に繰り返されます。 その後しだいに発作は軽くなり、その途中で慢性化して脾腫と貧血が目立つ様になります。 熱帯熱の場合には心臓衰弱をきたしたり、脳性マラリアになって生命に関わる事も有ります。 診断は血液中にマラリア原虫がいる事で診断します。

●治療
キニーネ、クロロキン、ピリメサミンとサルファー剤のいずれかを3~6日間内服したあと、再発を防ぐ為にプリマキンを2週間続けて内服します。
●予防
流行地に行く場合はクロロキンとプリマキンの併用かピリメサミンとサルファー剤の合剤を一週間内服します。 (この予防内服は帰国後六週間続ける事が必要。)
都内の方は、有楽町の交通会館の病院で売っていました。(今売っているかどうかは知りません。)
2.デング熱について
- ★デング熱 (Dengue Fever) とは
- デング熱ウイルスは、主に病原菌ウイルスを持っている「Aedes aegypti(ネッタイシマカ),Aedes albopictus(ヒトスジシマカ)」(熱帯縞蚊又は一筋縞蚊)に刺される事に因って感染し、特徴的症状は発熱・筋肉や関節の痛み、発疹など。 中和試験による抗原性により、1~4型に分類される。 また、デング出血熱はデングの流行が激しい地域でのみ発生する。
- ★病状
- 潜伏期間は5~7日。 寒気や時には震えを伴なって急に高熱を出し、3日ぐらいで37度台まで下熱し、一日置いて39度台に上昇し、二日ぐらいで再び急に下熱するM字型の熱型を示す。 発病の前後から頭痛・全身の関節や筋肉の痛みを感じ、目が充血し、喉も赤くなり痛む事が有る、頭痛、特に目の後ろの痛みはデングを疑わせる。
いちど下熱した熱が再上昇する頃、麻疹様(風疹に似た淡い紅斑)の発疹が3~5日間現れ、四肢によく表れます。 また、首・脇の下・腿の付け根等のリンパ節が腫れます。 (以上が、この病気にかかった時の症状で古典型と言います。)
血液検査では、軽度~中等度の脱水、肝機能障害、血小板減少などがしばしばみられます。
再感染した時は、免疫反応の為に発病後数日して、著明な出血傾向が現れるテング出血熱という病型、ショックを伴なうテング・ショック症候群をおこす可能性があります。
デングとデング出血熱は別個の疾患であり、デングがデング出血熱に移行するわけではありません。また、デングとデング出血熱は発症早期から鑑別可能です。
デングでも血小板減少はみられるが、自然出血や血圧低下が発生したらデング出血熱の可能性が濃厚である。
デング出血熱やデングショック症候群の場合は死亡率3~6%。 - ★治療
- 有熱期間は安静にし、頭痛等の痛みには冷罨法(れいあんぽう)や鎮痛剤等の対症療法を行います。 (冷罨法=冷水または冷たい薬液に浸した湿布でする罨法)
- ★予防
- 予防ワクチン有り。 蚊に刺され無いように注意する。
1998年の話ですが、知り合いも「デング出血熱」で死んでます。 異国で死なない様気を付けましょうね。 - ★その他
- デングに罹患すると、同型のデングウイルスに対しては終生免疫が成立する。しかし、別型のデングウイルスには感染する。
2016年よりワクチン接種が出来るようになりました。タイではサミティヴェート病院スクムビットで2016年12月20日より取り扱いを開始しました。
サミティヴェート病院スクムビットではこのデング熱ワクチン3回接種分を9,600バーツで提供しているようです。
マラリアセンター
- MALARIA CENTER 2
- 住所 : 18 Boonruangrit Road, A.Muang, ChiangMai 50200
電話 : 0-5322-1529, 0-53894271.
FAX : 0-5321-2389.
黄熱
タイは感染地域ではありません。
黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は、これまでの「接種10日後から10年間」から、「接種10日後から生涯有効」へと変更されました。

参照:{tip content="黄熱の予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は、これまでの「接種10日後から10年間」から、「接種10日後から生涯有効」へと変更されました。 現在、既にお持ちの有効期間が経過した予防接種証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。また、更新手続は不要です。取得した予防接種証明書は紛失しないように、生涯大切に保管してください。"} https://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html {/tip}
有れば便利な虫除けスプレー
日本で買った虫よけスプレー
タイでも数多くの虫除け薬が売っています。
左はスプレータイプ、右は塗るタイプ。
蚊取線香
バイゴン 1箱17バーツ。
(赤色の蚊取り線香)
バイゴン 1箱17バーツ。
(紫色の蚊取り線香)
ハーブの蚊取り線香。
(薄茶色の蚊取り線香)
「カヤリ蚊取り線香」
青色の蚊取り線香で甘い香りがする。
2003年頃より、良く効く蚊取り線香が出回ってきました。
このページの参考資料
- 「家庭医学大事典」
小学館発行、 定価:5,800円 - 「寄生虫館物語」
著者:亀谷了、ネスコ発行/文藝春秋発売、 定価:1,600円 - 「寄生虫の世界」
著者:鈴木了司、 日本放送出版協会、 定価:1,000円 - 「衛生動物ガイド」
著者:篠永哲・大滝倫子、 全国農村教育協会、 定価:1,700円 - 「熱帯病の予防」
- 作成者 : webmaster
- カテゴリー : タイ
- タグ : タイ,蚊,感染症,
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